ずっといらないと思っていたApple Watchを購入してみたのでレビュー
はじめに
これまでApple Watchについて魅力をそれほど感じることもなく、機能の割に値段も釣り合わないと考えていた自分が今年2019年9月に新しく発売されたApple Watch Series 5を購入したのでその感想をまとめます。
購入したApple Watchについて
購入したのはApple Watch Series 5 Nikeモデルです。選択したモデルの詳細は以下です。
モデル | Apple Watch Series 5 Nike |
ケース | スペースグレイアルミニウムケース 44 mm |
セルラー | なし |
バンド | Nikeスポーツループ |
Apple Watchが不要と思っていた理由について
Apple Watchの新型が毎年発表される度に、なんとなーく買ってみようかなと考えるものの、考えてみると買う理由が特にないな。。。と毎年思っていました。時間も通知もスマホを見ればOKですし、Apple Watchによって生活が大きく変わるともイメージできませんでした。なぜApple Watchは不要だなと思っていたかの具体的な理由は以下になります。
- そもそも腕時計を付ける習慣なし。腕時計を1日中付けるのに耐えられるか不明。
- Apple Watchの機能として、通知やアクティビティの記録などがあるものの、ぱっとしなかった。
- 腕時計として毎日充電は面倒くさそうと思っていた。
- 値段が高い。
なぜ今回Apple Watchを購入したか
上記の理由にも関わらず今回購入したのは、全く参考にならず恐縮ですが1番はもうただただ興味です。Apple Watchが発表されて毎回買ってみようかなと思いつつもこれまで購入してこなかったので、もういっそのこと購入してみようという興味です。Apple Watchを使うと生活にどの程度のインパクトがあるのか、それを確認しようという興味でした。買ってみて予想通り不要だったと感じればその時考えようと適当に自分を言い聞かせました。 以降で買ってみたの感想をまとめるのでなんとなくでもApple Watchが気になっている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
私の生活状況
Apple Watchを使うにあたって、おそらく使用する人の生活状況によって便利と感じる回数は大きく変わると思います。そこでレビューの前に前提として私の生活状況を簡単に書くと以下のような感じです。
- 基本的には毎日同じオフィスに自転車で通勤する。
- お客さんのところに行ったり休日に出かけるときに電車はまあまあ使用する。
- 月に1度ぐらいは県外に移動することがある。飛行機を使う場合もあれば電車を使う場合もある。
- iPhoneのSuicaはほぼ毎日使用する。
- 休日にたまに自転車でまったりでかけることがある。
- パソコンはMacを使用していない。
上記のような生活状況が前提となります。なお、購入後の3週間の中で3泊ほど遠出する機会もありました。以降にレビューの載せます。
購入してみての感想
まだ使い始めて3週間しか経過していないという前提になりますが、とりあえずがっかりすることはなく、このまま使い続けるのは確かかなという印象です。 Apple Watchは生活に必須と言えるものではない一方で、きっちりと自身の生活を便利にしてくれている実感があります。とても地味ですが着実に便利です。 購入前に抱えていた不安と実際に使ってみてどうだったか想は以下です。
- 思っていたよりも本体が軽く、1日中つけることについては全く問題なし。睡眠中につけたままでもいけそうな気がするぐらいには問題なし。 ただしベルトの種類にもよるかもしれません。私が使っているスポーツループについては今の所なんの不満もないです。
- 通知機能は予想通りの便利さ。何か予想を遥かに超えて便利という感じはなく、予想通り。
- 電池は1日は余裕で持つ。朝7時から使い始めて23時ぐらいまで使用して50%ぐらいは残る印象。 (20分のワークアウト(運動トラッキング)×2回含む。また、文字盤はインフォグラフという天気や色々な情報を表示できるものを使用。)
- 腕時計として考えると相対的に毎日充電は不便だが、絶対的には毎日充電は大して気にならなかった。iPhoneも毎日充電なので、その横にApple Watchが加わっただけだった。ただし、出張時や旅行時は持っていく充電ケーブルが増えるのでこれは間違いなくマイナス点。
- 値段はちょっと高いと思う。
ちなみにApple Watchに表示する文字盤は色々選べます。1番色々な情報を表示できるのが「インフォグラフ」という文字盤で、降水確率や気温などの天気情報や直近の予定などを表示できます。アプリと連携すれば電車の乗り換え情報なども表示可能です。インフォグラフで表示する情報はiPhoneから自由に選択できます。
続いて実際に生活にどのような変化が出たかを簡単にまとめます。
使い始めてみてからの生活の変化
スクリーンタイムが34%〜40%減少した
iOSの機能の中に、1日にどれぐらいスマホの画面を見ていたか、どのアプリを1日どれぐらいの時間使っていたかを記録してくれるスクリーンタイムがあります。そしてこのスクリーンタイムが1週間で34%〜40%程減少しました。Apple Watchがなかった週と比べてApple Watchを付けはじめた週の比較です。これはApple Watchで通知を確認するようになったことに加えて、これまで通知を確認するのについでに例えばニュースアプリなどを開いてしまう機会が減ったことが要因だと思います。普段からSkypeや電話でやり取りすることが多い中、無駄な時間が確実に減ったことを実感できます。
運動する機会が増えた
Apple Watchが運動するように色々と促してくれること、「アクティビティ」というアプリがどれぐらい運動したか、距離、時間などを記録して表示してくれるのでそれなりのモチベーションになること、この2点から運動に対する意識も高まりました。今後どれだけ続くかを検証しないとあまり意味はないかもしれませんが、Apple Watch使用開始してから日々の運動量は増えています。 以下のように「ワークアウト」というアプリで運動の種類に合わせて記録できます。
瞑想したり立ち上がってみたり
Apple Watchのアプリに「呼吸」というアプリがあり、このアプリが1日何度か(設定で変更可)深呼吸するよう促してくれます。息を吸って吐くタイミングをアプリの指示に合わせて深呼吸させてくれます。これを使って瞑想する機会ができました。また、適度に体を動かすよう通知してくれます。これらは一見何のインパクトも無い気もしますが、継続によって大きな効果を発揮するのかなーと期待しています。
自身のヘルスケア情報を確認するようになった
Apple Watchでは、結構多くのヘルスケア情報を記録してくれます。これらをなんとなくでも眺めるようになりました。
Apple Watchをお勧めできそうな人
個人的に、以下のような方にはApple Watchをお勧めできると思います。
- 無駄な時間を減らしたい人 普段スマホをついつい見すぎてしまっていていつの間にか時間が経過してしまっているならば、Apple Watchで通知だけ確認するようにすればスマホの使用時間を減らせるかもしれません。
- 移動が多い人 車や自転車、電車や飛行機で色々と出かけることが多い方はApple Watchを使う機会がより増えると思います。 新幹線もスマートEXやエクスプレス予約を使用すればApple Watchだけで移動できます。 スーツケースなど大きな荷物がある時に改札を通る時やコンビニでさっと支払いができるのは楽でした。
- 運動を日常的にしている人、これからしたい人 Apple Watchのワークアウトというアプリを使って経過時間や移動した距離、心拍数など色々と記録できます。ワークアウトではランニングなどの他にヨガやハイキング、スイミングなどの記録もできます。
- Suicaを毎日使っている人 iPhoneを取り出すことなく色々と決済できます。iPhoneとApple Watchで同じSuicaを同時に使用することはできませんが、切り替えはワンタップでできます。
- 腕時計に興味がある人 まだ腕時計を日常的に使用していなくてこれから使ってみようかなという方にもApple Watchは良いかもしれないと漠然と感じました。特に私みたいに腕時計単体では毎日付けるモチベーションがなかったものの、そこに通知機能やSuica、運動の記録に使える機能が加わることでモチベーションをクリアできそうな人には良いと思います。
まとめ
ちょっとネガティブな内容もそれなりに入りましたが、総合的には満足しており今後も普通に使い続けると思います。日本語がおかしいかもしれませんが、Apple Watchは小さな便利を寄せ集めたハブみたいなガジェットです。また、やはりApple製品を買った時や届いてから開封して使い始める時のワクワク感は相変わらず良いものでした。Apple Watchが提供してくれる便利さは地味ですが、生活を改善するのに一役買ってくれるのは確かだと思います。 私はまだ使用できていませんが、Apple Watchは以下のようなこともできます。
- 周囲のノイズの大きさ確認、記録できる。
- カメラのシャッターとして使える。
- Apple Watch Series 5からはコンパスを搭載しているので向かっている方向を確認しながらマップでナビを確認できる。
- LINEやメッセージで音声入力や定型文で返信できる
- 音楽の再生停止を操作できる
まだまだ使っていない機能もたくさんあるので、今後も使ってみて自分の生活にどれぐらい浸透していくのか改めてレビューできればと思います。
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